先日のことですが、南青山にある建築家 山田守の自邸見学に行ってきました。
建物は庭を抱え込むような配置で、軽やかで伸びやかなデザイン
庭は盛り土による立体的なつくりで、室内から様々な緑の表情を楽しめる設え
建物と庭が一体となった、とても気持ちのよい住宅でした。
竣工してから約58年!経過していることもあって、
「美しい環境をつくる」という作者の意図が、とても説得力をもって体感できました。
先日のことですが、南青山にある建築家 山田守の自邸見学に行ってきました。
建物は庭を抱え込むような配置で、軽やかで伸びやかなデザイン
庭は盛り土による立体的なつくりで、室内から様々な緑の表情を楽しめる設え
建物と庭が一体となった、とても気持ちのよい住宅でした。
竣工してから約58年!経過していることもあって、
「美しい環境をつくる」という作者の意図が、とても説得力をもって体感できました。
ブログの更新が遅れ気味ですが…現場は順調に進んでおります。
現場監督、そして親子大工さんのおかげです!
3月は屋根工事が完了し、外壁のボード張りまで終了しました。
確認検査機関による中間検査も無事に終了し、一段落です。
亀有計画は上棟に合せて、お客様と電気関係の最終確認をしました。
その中でスイッチやコンセントは小さなものですが、居住空間の快適性を支える、大切なデザイン要素のひとつです。
見た目がよい空間もスイッチの位置が生活動線と離れていたり、使いたいところにコンセントがないと不快に感じてしまいます。
住む人の生活を想像し、必要なところに、さりげなく。
スイッチやコンセントはその様に計画したいと思っています。
お客様との打ち合せでは、図面と模型を使って生活イメージを共有しながら、ひとつひとつ配置をご確認頂きました。
2月の現場は
基礎コンクリートの打設と建て方作業が行われました。
シートに囲われていますが、木造の骨組みが完成です。
今回の建て方作業には狭小現場用の【TBガーターリフト】を採用。
足場の最上部を走行する住宅用クレーンが特徴です。
まるでクレーンゲームの様に、手元のコントローラーを操作して部材を吊上げ、所定の位置までラクに運ぶことができます。
少数精鋭(4名)でスムーズに組み上げられました。
年明けから順調に基礎工事が進んでいます。
施工は千葉県松戸市にある「太陽ハウス」
以前からお付き合いがあり、建築家との家づくりも多く手掛けている建築会社さんです。
ちなみにブログで私のことをご紹介頂いておりました。
太陽ハウス【創ってます!】
建築営業部のOniさん、ありがとうございます!笑
さて、来週は基礎の鉄筋検査
そして、コンクリートの打設です。
確認済証も無事に取得し、ようやく着工です。
今回は防火地域内の3階建ての建物ですので、法規上、耐火構造が必要になります。
今までは
耐火構造 → 鉄筋コンクリート造 もしくは 鉄骨造
という選択肢だったのですが、
10年ほど前から
【木造の耐火建築物】が可能になりました。
全国的にはまだ採用事例は少ないのですが、地盤の悪さやコストを考慮して、今回は【木造の耐火構造】で計画しています。
(木造軸組工法による耐火建築物/木住協)
通常の木造に比べて、工事段階のチェック項目が多いので、現場でのコミュニケーションがより重要になりそうです。
年内は地盤改良工事まで完了。
年明けから基礎工事が始まり、本格的にスタートです。
打合せの帰りにTOTOギャラリー・間で開催中の
トラフ建築設計事務所の「インサイド・アウト」展へ。
プロダクト 家具 インテリア 建築
手に触れるものから、空間を体験するものまで
扱うスケールは違えど、様々なプロジェクトで検証された素材や模型たちが、1枚のテーブルの上に整理され、並んでいます。
ありふれたモノや現象に気づきを与えてくれる、楽しい展示でした。
美術や建築展にいくと、作者の意図を深読みしすぎて、いつもグッタリとしてしまいますが、今回の展覧会は音楽の様に、感覚的にスッと入ってくる心地よさがありました。
手触り、光や色が織りなす現象、植物…
日常に溢れる、ささやかなことに「輝き」を見い出すこと
そんな大切な視点を気づかせてくれたからかもしれません。
少し肩の力を抜いて、いくつかの進行中のプロジェクトがんばります。
既存の建物が撤去され、更地になりました
3方を商業ビルに囲まれた、約19坪の狭小地
南側の前面道路は人や車の交通量が多く、目の前は線路の高架橋が迫っています
実施設計が完了し、建築確認の申請中です
現在、新築住宅の実施設計の追い込み中です
立地は東京の下町、駅前の商業ビルが立ち並ぶエリア
3階建ての店舗付き住宅の計画です
徐々に進行状況をアップしていきます