亀有計画 オープンハウス終了しました

亀有の小さな白いビル【ヨロイ】のオープンハウスは無事に終了いたしました。

お越し頂いた皆様、どうもありがとうございました!

 

当日は、建築時から外壁の素材(ガルバリウム鋼板)が気になっていたという、通りすがりの方も。

熱心に質問をされるので、材料の説明や内部をご案内したところ、とても喜んで頂けました。

やはり実物をご覧いただくと設計者の考えがストレートに伝わる様で、今後もこういった機会をつくっていきたいと思います。

 

また、今回施工して頂いた太陽ハウスさんの公式ブログに、当日のレポートが掲載されています。

女性スタッフさんの目線でご紹介頂いていますので、よろしければこちらもどうぞ。

亀有計画 オープンハウスのご案内

この度、弊社で設計監理を手掛けました

亀有の小さな白いビル【ヨロイ】が竣工いたします。

オーナー様のご厚意によりオープンハウスを開催させて頂くことになりました。

■日時 7月1日(土) 13時~18時
■場所 東京都葛飾区亀有
■交通 JR亀有駅より徒歩1分

駅前の喧騒の中に建つ、雑居ビルに囲まれた、店舗併用住宅です。

1階は貸し店舗(テナント募集中です!)

2、3階はテラスのあるコンパクトな住居となっています。

また防火地域内の3階建ての建物ですので、法規上、耐火構造が必要になりますが、大臣認定を使い、【木造の耐火構造】で計画しました。

ご覧になりたい方がいらっしゃいましたら、弊社ホームページのコンタクトよりご連絡下さい。

案内図と資料をお送りさせて頂きます。

お時間がございましたら、ご高覧頂ければ幸いです。

それでは皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

株式会社カワムラアーキテクツ一級建築士事務所
川村浩二

亀有計画 白い小さなビルが現れました

建物の覆っていたシートや足場が外れる時は、楽しみと同時に、いつも緊張感があります。

とりわけ今回の敷地は駅前の人通りが激しい道路に面しており、多くの人の目に晒されます。

イメージ通りに仕上がるか、その不安感を少しでも減らす為に模型やモックアップで検証を重ねました。

雑居ビルに囲まれ、様々な色彩に溢れた環境の中で、「白」が一段と目を引いております。

小さいながらも“凛とした佇まい”に、お施主様も満足して頂き、一安心です。

亀有計画 テラスは左官で塗り廻す

前回のつづき、外壁の仕上げについてです。

2、3階の住居部分には、壁に囲われた外部テラスがあります。

テラスの壁は左官塗りです。

板金でくるまれた“鎧”のような固い印象の外観に対して、

テラスは室内に柔らかく光を導く、優しい表情の仕上げとしました。

写真は外側の板金とテラスの塗り壁が切り替わる部分です。

亀有計画 外装は板金でくるむ

亀有計画の外装は、すべて板金(ガルバリウム鋼板)でくるむデザインです。

くるまれた感じは、【コーナー部分】の処理の仕方で決まります。

工事の初期段階で板金屋さんと打合せ、デザインの意図を伝えたところ、とても分かりやすい試作品をつくってきてくれました。

こころよく相談にのって下さる職人さんがいると、とても心強く、助かります。

そして、こちらが実際のコーナー部分の作業風景。

この道30年の板金屋さんのお仕事はとても小気味よいです。

亀有計画 中間検査終了

ブログの更新が遅れ気味ですが…現場は順調に進んでおります。

現場監督、そして親子大工さんのおかげです!

3月は屋根工事が完了し、外壁のボード張りまで終了しました。


確認検査機関による中間検査も無事に終了し、一段落です。

亀有計画 上棟しました

2月の現場は

基礎コンクリートの打設と建て方作業が行われました。

シートに囲われていますが、木造の骨組みが完成です。

今回の建て方作業には狭小現場用の【TBガーターリフト】を採用。

足場の最上部を走行する住宅用クレーンが特徴です。

まるでクレーンゲームの様に、手元のコントローラーを操作して部材を吊上げ、所定の位置までラクに運ぶことができます。

少数精鋭(4名)でスムーズに組み上げられました。

亀有計画 基礎工事

年明けから順調に基礎工事が進んでいます。

施工は千葉県松戸市にある「太陽ハウス」

以前からお付き合いがあり、建築家との家づくりも多く手掛けている建築会社さんです。

ちなみにブログで私のことをご紹介頂いておりました。
太陽ハウス【創ってます!】

建築営業部のOniさん、ありがとうございます!笑

さて、来週は基礎の鉄筋検査

そして、コンクリートの打設です。

亀有計画 “木造の耐火建築物”着工しました

確認済証も無事に取得し、ようやく着工です。

今回は防火地域内の3階建ての建物ですので、法規上、耐火構造が必要になります。

今までは
耐火構造 → 鉄筋コンクリート造 もしくは 鉄骨造
という選択肢だったのですが、
10年ほど前から
【木造の耐火建築物】が可能になりました。

全国的にはまだ採用事例は少ないのですが、地盤の悪さやコストを考慮して、今回は【木造の耐火構造】で計画しています。
(木造軸組工法による耐火建築物/木住協)

通常の木造に比べて、工事段階のチェック項目が多いので、現場でのコミュニケーションがより重要になりそうです。

年内は地盤改良工事まで完了。

年明けから基礎工事が始まり、本格的にスタートです。

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