雪見障子が切り取る、静寂という風景


先日は千葉・美浜では珍しく、雪が積もりました。
皆様の地域ではいかがでしたでしょうか。
ここ「美浜のコートハウス(アトリエ)」も、今日はいつもとは全く違う表情を見せています。
写真は、和室の雪見障子からの景色です。
普段は穏やかな光を透かすだけの障子ですが、下半分にあるガラス部分の孫障子(まごしょうじ)を摺り上げることで、そこには劇的な変化が生まれます。
雪の白さと、障子の桟(さん)が描く幾何学的なライン。
そして、その奥に広がる有機的な木々の姿。
建築において開口部は単に光や風を取り込むだけでなく、風景をどう「切り取る」かという装置でもあります。
全面ガラス張りで外と一体化する開放感も素晴らしいですが、こうして建具によって視線を制御し、見たい景色だけを選び取る行為には、日本建築特有の奥ゆかしさと、ある種の「作為的な美」を感じずにはいられません。
しんしんと降る雪の音さえ聞こえてきそうな、静寂の時間。
温かいお茶を飲みながら、畳の上で低く座り、切り取られた白い世界を眺める。
忙しない日常の中で、ふと立ち止まり、こうした静謐な時間に身を置くことも、豊かな暮らしには不可欠な要素だと改めて感じさせられます。

美浜のコートハウス 植栽のメンテナンス

昨年末に植栽工事が終わった美浜のコートハウス。少しずつ建物に緑の表情が出てきました。

道路側に植えたシンボルツリーの「エゴノキ」も芽吹き、グランドカバーの「クリーピングタイム」は香りのよいピンク色の花を咲かせています。

植栽のご提案から施工をお願いしたのは、
以前のブログでも紹介した千葉市の造園会社「季織苑(きおりえん)」。
今回、植栽の追加工事で来ていただきました。
また手入れ方法も教えて頂き、施主も喜んでいました。
植栽の世界は奥が深く、色々と学ぶことが多いです。

都市化で身近な自然が遠くなり、乾いた住環境が増えています。
そのような状況の中、庭や緑と親密になる暮らし方や街に開かれた住まい、潤いのある住空間を提案していきたいと思っています。

美浜のコートハウス オープンハウスのご案内

千葉市で計画しておりました、美浜のコートハウスが完成しました。

この度、お施主様のご厚意でオープンハウスを開催させて頂くことになりました。

■場所:千葉市美浜区磯辺

■開催日時:6/11(土)10~18時

※完全予約制です

中庭を囲むように空間を配置することで、常に外部とのつながりを感じながら生活できる住まいとなっています。

内覧をご希望の方は、弊社ホームページのコンタクトよりご連絡下さい。

※ご予約頂いた方に、案内図をお送りします。

皆さまのご来場をお待ちしております。

株式会社カワムラアーキテクツ一級建築士事務所
川村 浩二

施工:かしの木建設

美浜のコートハウス 構造金物検査

構造設計者による金物検査を行いました。

上棟後に、基礎や土台、柱と梁、筋かいなどに使用されている構造金物が、設計図書に基づいて使用されているかを確認する検査です。

今回、構造設計と現場監理をお願いしたのは

STL一級建築士事務所 の磯邉聡さん

キッチリと細かいところまで丁寧にチェックしてくれます。

今回も特に問題はありませんでした。

配筋検査時の構造設計STL 磯邉さんと現場監督
構造金物検査時

その後サッシが設置され、年内の現場作業は終了しました。

(追記)

今後2階建ての木造住宅なども構造設計が必要になる法規制の動きがあります。

別途設計料は掛かりますが、施主様の安心につながりますので、弊社では構造の専門家に依頼しています。

今回は施主の要望で耐震等級3の仕様で進めました。

美浜のコートハウス 地鎮祭

先日、千葉市で設計を進めてきました新築住宅の地鎮祭でした。

施主、施工者、設計者の立ち会いの元、晴天にも恵まれ、無事に執り行うことができました。

ウッドショックによる影響も建設会社さんの協力のお陰で最小限に

無事に着工までこぎつけることができました。

来春の竣工に向けて、設計監理のスタートです。