先日、日比谷公園で開催されていた「日比谷ガーデンコンテスト」を見てきました。
今回の目的は、いつも外構提案でご一緒している季織苑さんが、国土交通大臣賞を受賞された作品を拝見すること。
季織苑さんは千葉を拠点とする造園会社で、カワムラアーキテクツの住宅でも【美浜のコートハウス】【一宮のセカンドハウス】などで外構の設計・施工をお願いしています。
自然の景観をそのまま生活空間に取り入れるような、ナチュラルで調和のとれた提案が持ち味。建物の個性を引き立てながら、住まい全体を生き生きとした印象にしてくれる、信頼できるパートナーです。

受賞作は、積層的な立体構成の中に多様な植栽を織り込み、見る角度によってまったく違う表情を見せる作品でした。
他の多くの作品が正面からの見え方に重点を置く中で、この作品は回り込んでも楽しめる立体的な構成になっており、歩くことで新しい景色が現れるような奥行きを感じました。
高木・低木・下草のバランスが絶妙で、人工的な造形を感じさせない自然な流れが印象的。光や風、時間の移ろいとともに変化していく庭でした。



建築と同じように、造園もまた「時間」とともに完成していくもの。
こうした作品を見るたびに、建築と庭の関係性、そして“見る”だけでなく“歩いて体験する”空間づくりの大切さを改めて感じます。